会社四季報ONLINE 利用ガイド

業績欄、業績更新欄

 

①業績欄

財務諸表のうち損益計算書を中心としたデータの主要部分を収録しています。
実績数字は会社発表の決算速報の「決算短信」ベース、会社予想数字は「決算短信」等の適時開示情報資料ベースです。会社四季報編集部による予想数字は会社四季報編集部の判断によるものですので、会社予想数字と異なる場合があります。単位は原則として100万円、1株当たりの数値は円です。データは四季報制作時点ぎりぎりの決算発表まで収録していますが、制作進行スケジュールと各社の決算発表日の兼ね合いで、同じ決算期あるいは同じ決算発表日のデータであっても会社によって収録されていない場合があります。

本決算、第2四半期決算(中間決算)、第1・第3四半期決算の順で掲載しています。本決算の決算期前の「連」は連結決算(日本基準)ベース、「◎」は連結決算(米国SEC基準)ベース、「◇」は連結決算(国際会計基準)ベース、「単」は単独決算(日本方式)ベース、「□」は単独決算(国際会計基準)ベースを示します。会社発表の業績予想数字の場合は決算期前に「会」を表示しています。

各決算期で連結決算ベースを優先し、当該決算期で連結決算ベースの数値がない場合は単独決算ベースの数値を掲載しています。連結決算ベースの場合でも、会計上の変更、合併や事業再編等による実績数値の遡及修正はしていません。各決算期おける業績や株価の動向を把握しやすいよう、国際会計基準へ移行した企業も、実績数値は当初情報開示された会計方式で掲載しています。

四半期決算は今号発売月の4カ月前の月初以降に発表された第1もしくは第3四半期決算があれば前年同期の四半期決算とともに掲載しています。12カ月超変則決算における第4四半期以降の決算もあれば掲載しています。

決算期前に「会」がつく行は会社が発表した業績予想数字です。会社が適時開示情報において「業績予想」を修正した場合はその数字を掲載しています。米国SEC基準会社の経常利益は税前利益、当期利益は非支配持分帰属損益控除後の当期利益です。営業収入、営業収益、経常収益、正味保険料等を掲載している場合もあります。通期予想1期のみを掲載しており、第2四半期(中間期)を含む四半期の予想は掲載してしません。会社が発表した1株益と1株配の予想も掲載していません。

業績予想数字の後ろの()内は、会社が業績予想を発表した年月日です。売上高、営業利益、経常利益、純利益の予想のいずれかが修正された場合は、その年月日を掲載しています。
会社側の業績予想数字に上下幅がある場合は、中央値を掲載しています。その場合、発表年月日の後ろに「幅」と表示しています。また上限が非開示の場合、下限を掲載しています。
売上高や利益のいずれかの予想を会社が発表していない場合、その項目は「‥」と表示しています。すべての予想が未発表、未定の会社、配当の予想のみ発表している会社は「会」の行は掲載していません。

決算年月の後に「変」がある場合、当該決算が12カ月以外の変則決算であることを示しています。

・売上高(営業収入・経常収益・営業収益)
各決算期間の売上高=営業上の収益を示します。売上高の中には小売業などのその他営業収益を含んでいる場合があります。決算短信に記載がある場合に収録します。業種・業態によって売上欄の内容を変えています。

営業収入:コンビニなど

営業収益:信販・証券・証券金融・証券代行・商品先物取引業など

経常収益:銀行・生命保険会社・損害保険会社など

連結の場合、その他営業収益を含むことがあります。

・営業利益(業務純益・正味保険料・保険料等)
営業利益とは、売上高から売上原価、販売費用、一般管理費などを差し引いたものです。会社が本業であげた利益で、本業での儲け具合を見る数値です。米国SEC基準会社の連結決算では該当がないことがあります。また、国際会計基準会社では、会社四季報編集部で算出した数値を実績、予想ともに掲載することがあります。

銀行は、業務純益を表示します。業務純益とは本来的な業務から発生する利益を表します。

損害保険会社は、正味保険料を表示します。損害保険会社が引き受けた危険に対する保険料で、損保事業の最終的な売上高を示します。

生命保険会社は、保険料等を表示します。契約者から払い込まれた保険料や再保険収入で、生命保険会社の収益の大元となっています。決算短信に記載がある場合に収録します。

・経常利益
業種などにかかわらず、全社を横断的に比較できる一般的な数値です。経常利益は、会社の本業での利益である営業利益に営業外損益(金融収支、持分法投資損益、為替差損益など)を加減したものです。米国SEC基準会社および国際会計基準会社は、経常利益に当たるものがないため、税前利益を経常利益とみなしています。決算短信に記載がある場合に収録します。

・純利益
「純利益」は、各決算期間の税引後の最終利益(当期利益)を示します。純益、最終利益とも言います。この当期利益は、経常利益に決算期間に一時的に発生した特別損益(土地や投資目的の有価証券の売買損益など)を加減して、法人税等を差し引いた後、非支配株主への帰属分を除いた、親会社株主に帰属する当期純利益を指します。米国SEC基準会社および国際会計基準会社は、非支配持分帰属損益控除後の当期利益です。決算短信に記載がある場合に収録します。

・1株益(円)
「1株益」は、各決算期間の1株当たりの当期利益を示します。実績につきましては、普通株式に係る当期利益(税引後最終利益)÷普通株式の期中平均株式数で計算しています(単位:円)。
普通株式に係る当期利益は損益計算書上の当期利益から普通株主に帰属しない金額を控除して計算します。普通株主に帰属しない金額とは、優先株配当額や優先株に係る消却(償還)差額などです。

普通株式の期中平均株式数は、期中に普通株式を発行した場合、発行時から期末までの期間に応じた株式数で、自己株式を控除して計算します。また、期中に株式分割や株式併合等が行われた場合、期首に行われたとみなして計算しています。

予想1株当たり利益は、予想当期利益÷(四季報編集部が把握している直近本決算もしくは第1または第2または第3四半期決算時点の発行済株式数-自己株式数)で算出しています。分母の発行済株式数は、それ以降の増資などで発行済株式数の異動がわかっている場合や実績の1株当たり利益の計算で普通株以外の種類株が考慮されている場合はその株数を考慮して算出しています。なお、優先株を発行している会社は、実績の場合は、税引後利益から優先株配当金総額を差し引いた額を分子として発行済普通株式総数で除して算出していますが、予想1株当たり利益の計算では優先株配当金については考慮していませんのでご注意ください。

株式分割等があっても時系列で比較可能にするために数値を調整しています。ただし発売前月末割り当てで株式分割を実施する会社等の場合には株価指標欄にある株価と対応しない場合があります。調整した場合、当該決算期の右に「*」印を表示しています。

・1株配(円)
各決算期の後に株主総会で決議される1株当たりの現金配当の額を示します(合併交付金、株式移転交付金、株式交換交付金を含みます)。

本決算は年額、つまり第1~3四半期配当金額と期末配当金額の合計です。中間期の配当は第1四半期配当金額と第2四半期配当金額の合計を示します。

「特」は特別配当、「記」は記念配当を示し、これらの額は配当金の額に含まれています。例えば、「15記」は記念配当込みで15円の配当を意味します。

株式分割等があっても時系列で比較可能にするために数値を調整しています。将来の株式分割等で予想1株配を調整し、配当欄の数値と異なる1株配については数値の左に「*」印を表示しています。1株配当の実額は配当欄に表示されています。

②配当欄

「配当を見る」をクリックすると表示されます。

本決算期末・第2四半期決算期末(中間決算期末)・第1・第3四半期決算期末等配当基準年月ごとの1株当たり配当金を掲載しています(記念配当、特別配当等も含みます)。本決算期末配当以外は実績・予想とも有額の場合のみ掲載しています。基準年月の後に「予」がつく行は予想数字です。すべて会社四季報編集部の判断によるもので、会社発表の予想と異なる場合があります。
予想配当金は原則基準年月が1年半先の本決算のものまで掲載しています。業績欄は年間の合計額を1株配として掲載していますが、配当欄では基準年月ごとに掲載しています。例えば中間配当を実施している会社は、業績欄では「40」(40円)と1行で表示されますが、配当欄では、

X1. 9 20
X2. 3予 20
(X1年9月期に20円の配当実績、X2年3月期に20円の配当予想)

と第2四半期決算期末(中間決算期末)と本決算期末の基準年月ごとに2行で表示されます。
配当欄は株式分割等による調整を行っていない1株当たりの「生」の配当額です。基準年月時点の1株に対して実際に受け取ることができた(もしくはできると予想する)実額の配当金を掲載しています。

③営業増益率・最新号比修正率・会社予想乖離率

・営業増益率
東洋経済予想の今期予想営業利益が対象です。

・最新号比修正率
現在発売中の『会社四季報』と最新の東洋経済予想を比べ、発売後にどのくらい業績を修正したかを示したものです。具体的には、最新東洋経済予想今期営業利益÷『会社四季報』最新号今期予想営業利益の値を%表示したものとなります。営業利益を予想していない銀行・証券・保険会社、米国SEC基準会社・国際会計基準会社は非表示です(紙版のように経常利益もしくは税前利益で算出はしておりません)。

数値の右に変化の傾向を示す矢印を表示しています。

マーク 内容
30%以上の増額
5%以上30%未満の増額もしくは損益ゼロから黒字
5%未満の増額・減額
5%以上30%未満の減額もしくは損益ゼロから赤字
30%以上の減額

・会社予想乖離率
東洋経済予想が会社予想に比べ、どのくらい強気(弱気)かを示したものです。具体的には、(今期東洋経済予想営業利益-今期会社予想営業利益)÷今期会社予想営業利益の値を%表示にしたものとなります。

今期東洋経済予想営業利益は、毎週更新している最新東洋経済予想、今期会社予想営業利益は毎営業日更新している今期会社予想営業利益です。

今期東洋経済予想営業利益-今期会社予想営業利益が2000万以上(-2000万以下)で、今期会社予想営業利益が四季報最新号に掲載している数値と同じ、または今期会社予想の更新後に東洋経済予想が更新された場合に計算します。ただし、会社予想更新後も東洋経済予想が未更新のときは、「–」と表示します。予想営業利益の数値がない、業績欄1本目の東洋経済予想と会社予想の年月が異なる場合は非表示です。会社予想に幅がある場合、下限値を使って算出しています。

数値の右に乖離度が大きいことを示す記号を表示しています。

マーク 内容
乖離率が30%以上
乖離率が3%以上30%未満、または会社予想がゼロで四季報予想が黒字
乖離率が-3%以上-30%未満、または会社予想がゼロで四季報予想が赤字
乖離率が-30%以下

④業績更新

1本目の東洋経済業績予想の経常利益と当期利益のいずれかの数値が最新『会社四季報』の業績予想と異なる場合に表示されます(会計基準・連単区別が、最新『会社四季報』と更新後東洋経済予想で異なる場合は表示されません)。()内の日付は業績予想の変更された日付です。当サイトの東洋経済業績予想データは毎週水曜日深夜に1週間分をまとめて取り込み、サイト上に更新しています。変更日付は弊社内で更新された日付が表示されますが、サイト上で確認できるのは、水曜日深夜のデータ更新後になります。

また、本決算が発表になった場合や『会社四季報』に掲載していない新規上場会社もデータが更新されると同様に表示されます。1株益(円)、1株配(円)は株式分割などの調整を行っていません。また、予想1株益(円)は自己株式を含んだ株式数で計算しています。SEC基準、国際会計基準会社は、経常利益部分に税前利益を表示している場合があります。

会社予想が業績欄のものから変更になった場合、最新の会社予想を表示します。幅のある会社予想は下限値を表示することがあります。